趣味を楽しむ間取りアイデア|ガレージ・2階リビング・土間活用
- Category:設計・間取り・収納
はじめに
「仕事と子育てで慌ただしい毎日だけど、休日は“好き”に没頭したい」。
そんなご家族にこそ、家づくりの段階で“趣味が自然に続く間取り”を仕込むのがおすすめです。
ここでは、ガレージ/2階リビング/土間の3つを軸に、群馬・高崎エリアの暮らしに合う実用的なアイデアをまとめました。

趣味が“続く”家は、動線と温湿度計画で決まる
趣味専用の「場所」を用意するだけでは、忙しい平日は使われなくなりがち。大切なのは、日常動線の途中に趣味を差し込むことと、一年中いつでも快適な温湿度を保つことです。
例えば、買い物帰りにガレージ→土間→パントリーへ最短で荷物を運べる仕立てにすると、ガレージのワークベンチに自然と立ち寄る“ついで動線”が生まれます。
温熱面では、断熱・気密・換気の土台設計を高めておけば、夏も冬も作業がはかどり、結果として趣味が続きます。
ガレージ活用|“屋外の困りごと”を家の中で解決する
高崎の暮らしとビルトイン/インナーガレージの相性
県央の平野部は強い北風(からっ風)や夏の日射が気になる地域。
屋根付き・壁付きのガレージは、天候に左右されずに荷下ろし・整備・収納ができ、平日も使いやすいのが魅力です。
失敗しない設計ポイント
・動線設計:玄関土間やパントリー、洗面へ靴のまま近道でアクセス。子どもの外遊び→手洗いまでがスムーズ。
・空気とニオイ:自動車・バイクの臭気や粉塵が室内に入らないよう、気密ラインを屋内側で閉じるか、ガレージを断熱ライン外に置き局所換気扇で排気。
・温熱と結露:シャッターや勝手口からの外気侵入を最小化。ガレージ側は防錆・防汚の仕上げ(防塵塗装やタイル)に。
・防火・防犯:法規に合った防火設備、シャッター強度、戸締りの視認性。
・水・電源:スロップシンク、混合水栓(洗車・園芸)、200Vコンセント(EV・工具)、天井吊り下げ金物(ボード・カヤック)。
・床勾配と排水:洗車や雨水の流れをコントロール。水はねが居室側へ行かないようしきりを設ける。
いちいホームでは
自社大工による現場造作で、工具棚・折りたたみ作業台・ヘルメットラック等を壁内下地から計画。
入居後のDIY拡張も想定してビスが効く位置を図面化します。
2階リビング|“明るさ・眺め・プライバシー”を一度にかなえる
2階LDKが向いている敷地
・住宅が近接し1階が暗くなりがちな旗竿地・狭小地
・道路や歩道からの視線が気になる立地
・南面に家が建ち、上方向にのみ抜けがある場所
高崎・前橋の市街地では、2階にLDKを置くと日中の採光が確保しやすく、外からの視線を気にせず大きな窓を計画できます。
バルコニーを“外のセカンドリビング”として育てると、洗濯・食事・子どもの遊びが続きやすい暮らしに。
デメリットを“設計”で先回り
・暑さ対策:屋根の断熱厚み、外付けブラインド・庇、遮熱ガラス、通風経路(低→高へ抜ける窓配置)、シーリングファン。
・階段の負担:中間踊り場で段差をゆるく、手すりを連続させ、将来の昇降機・ホームEV用スペースも確保。
・“子が1階でこもる”問題:2階に洗面・ランドリー・ファミクロを集約し、子どもが自然に2階へ上がる用事をつくる。
いちいホームでは
UA値0.46前後を目標にした断熱計画(※プランにより変動)や樹脂サッシなど、性能×意匠のバランスを地域気候に合わせてカスタム。
地中熱換気の採用実績もあり、2階の暑さ・1階の冷えを同時に緩和する空気の質づくりをご提案できます。
土間活用|“屋内の外”をつくると暮らしが広がる

まず知っておきたい基本
土間は土足で使える床。玄関だけでなく、リビング続きの土間や通り土間にすると、アウトドア・園芸・自転車整備・ペットケア・薪ストーブなど、外の楽しみを家の中へ連れてこられます。
使い勝手を左右する勘所
・広さと配置:最小3帖から。玄関脇ならSIC(シューズインクローク)を連動、リビング土間なら段差を15~20cmに抑え腰掛けにも活用。
・素材:モルタル・コンクリート・磁器質タイルが掃除しやすく安全。濡れやすい場所はノンスリップ面状。
・湿気とカビ:対面窓で風の通り道を確保、換気計画を連動。壁は塗り壁・吸湿クロス、可動棚の通気を意識。
・収納と下地:自転車フック、ボードラック、工具壁(有孔ボード)等はビス位置の下地を先に仕込む。
・水回り連携:スロップシンクや屋内立水栓、ペットの足洗い、観葉や鉢替えの散水に便利。
いちいホームでは
“家事×遊び”が混ざる土間を得意とします。ベビーカー置き場→玄関手洗い→パントリーまでの回遊動線や、薪ストーブと耐熱・換気の取り合いなど、納まりまで自社大工が丁寧に作り込みます。
3つをつなぐ「回遊動線」サンプル(約34〜36坪)
1階:ビルトインガレージ(1.5台)→土間/SIC→洗面手洗い→ファミリークローゼット→個室群
2階:LDK(勾配天井)→バルコニー→ランドリールーム→室内物干し→パントリー直結キッチン→ワークコーナー
買い物帰りはガレージ→土間→パントリーへ“直送”。
子どもの外遊び帰宅は土間→手洗い→ファミクロで着替え→2階LDKへ合流。
洗濯は洗う・干す・しまうを2階で完結し、週末はバルコニーが外リビング。
趣味と家事がバッティングせず、家族の行き来が自然に増えます。
面積とコストの考え方(はじめてでも迷わない優先順位)
1. “何をしたいか”の筆頭を1つ決める(整備?自転車?観葉?楽器?)
2. 最短動線を引き、そこに面積を集中投下(他は可変に)。
3. 仕上げは段階整備でもOK。初年度は防塵塗装+可動棚、2年目に作業台と照明追加でも長く楽しめます。
4. 明るさ・温度・騒音は“後付けでの改善が難しい”ので最初に投資。窓・断熱・換気は設計初期で決め切るのが吉。
性能と設備の基礎知識
・断熱:屋根・壁・床の“外まわり”をぐるりと包み、魔法瓶化。数値はUA値で表現。
・気密:家の“すき間”を小さくして、計画どおりに換気と空調が効くようにする。目安はC値。
・窓:トリプル樹脂サッシ+適切な日射遮蔽(外付けブラインド/庇)で、夏涼しく冬あたたかく。
・換気:第1種換気や地中熱換気など、空気の温度差ショックをやわらげる仕組みを選択。
・音:ガレージや楽器室は界壁を二重に、気密ドアで音漏れを抑える。
・耐久:水に濡れる場所は防錆・防カビ材。土間は掃除のしやすさを最優先に。
いちいホームでは
高断熱・高気密×設計直営×自社大工の三位一体。
数値だけでなく“体感の快適さ”を現場で調整できるのが強みです。
※性能値・仕様は敷地条件とご要望で最適化します。
よくある質問(Q&A)
Q. ガレージのニオイが室内に入らないか不安です。
A. 気密ラインを屋内で完結させ、ガレージは常時排気を基本に。内装ドアは気密タイプ、土間に負圧をつくる換気計画で解決します。
Q. 2階リビング、将来の階段が心配。
A. 緩勾配の段数設計、連続手すり、踊り場で安全に。ホームエレベーター用のスペース・電源を先行確保すれば、後から導入も容易です。
Q. 土間の掃除は大変?
A. モルタルや磁器タイルにすれば水拭き・デッキブラシでOK。床勾配+排水があると泥汚れも一気に流せます。
Q. ペットと暮らす場合は?
A. 土間に足洗い、リビング床は滑りにくい材を。室内窓で気配はつなぎつつ、毛や砂は土間で完結できます。
Q. 夏の2階の暑さは本当に抑えられる?
A. 断熱厚+日射遮蔽+通風+空調計画をセットで。外付けブラインドや庇の“外で遮る”発想が効きます。
いちいホームに“相談すると決まる”理由
・暮らしの棚卸しから始める設計:趣味・家事・子育て・将来像を丁寧にヒアリングし、回遊動線で解決。
・地域前提の温熱計画:高崎・前橋・安中・藤岡・富岡など、日射・風・道路の違いを読んだ窓配置。
・自社大工の造作力:趣味収納やワークベンチ、ペットケア、ランドリー等をミリ単位で最適化。
・注文住宅の自由度:予算内で“足す・引く”を一緒に決断。後からの拡張余白を残す設計で長く楽しめます。
まとめ|“好き”を家のまんなかへ
・ガレージは天候に左右されない作業場×収納×家事動線のハブ。
・2階リビングは明るさ・眺め・プライバシーが手に入り、デメリットは設計で先回りすれば怖くない。
・土間は屋内の外。掃除が楽で、趣味も子育てもペットも受け止めます。
「趣味が、毎日の動線の中に自然にある」——それが続く秘訣です。
まずは“やりたいことトップ3”を教えてください。敷地とご予算を踏まえ、高崎の暮らしに合う最適解を、設計士が一緒に描きます。
無料個別相談は随時受付中。施工対象エリアは高崎市・前橋市・安中市・藤岡市・富岡市ほか。お気軽にどうぞ。
