庭づくりの基本とポイント
- Category:家づくりコラム
庭があると、花壇を作ったり子どもやペットの遊び場にしたり、外でBBQをするなど、楽しみが広がります。
しかし、庭の手入れが気になり、不安に思う人も多いでしょう。
そこで、今回は後悔しないための庭づくりのポイントや新築工事後に庭づくりをしてもよいのかについて解説します。
そもそも庭は必要?庭を作るメリット・デメリット |
戸建てを建てるときに庭を作るべきか、どのくらいの大きさにするべきか悩みますよね。
庭を作るメリットは、子どもたちの遊び場を確保できること、ガーデニングや家庭菜園を楽しめること、明るさを確保できることです。
また、配置を工夫することで、プライバシーが確保できます。
デメリットとしては、手入れやメンテナンスが必要になること。
具体的にどのような手入れが必要になるかは、どのような庭にするのかによっても変わります。
しかし、ある程度管理の手間と費用がかかってしまうのは避けられません。
それぞれのメリットとデメリットを比較した上で、庭をどうするべきか検討しましょう。
一般的な庭の仕上げ方法と特徴 |
1.土のまま
庭の最も簡単かつ安価な仕上げかたは、土のままにすることです。
緊急性がある工事ではないため、新築後に予算の余裕がない場合には、庭をそのままにすることがあります。
しかし、この方法は見栄えがよくないだけでなく、複数のデメリットがあります。
具体的には、雨でぬかるみやすいこと、雑草が生えやすいこと、砂ぼこりが立ちやすいことなどです。
そのため、管理の手間を考えると、なんらかの仕上げを施した方がよいでしょう。
2.砂利
細かい石を敷き詰める砂利での仕上げは、見た目がすっきり仕上がります。
また、雑草が生えにくく、歩くときに音が出るため、防犯対策に効果的です。
水はけがよく、劣化もしにくくなっています。
砂利の色や形、大きさを選ぶことで、見た目の印象が大きく変わるため、好みのデザインに仕上げやすいでしょう。
ただし、やや歩きにくさを感じることがあり、ベビーカーや自転車などは通りにくい、落ち葉などのゴミが掃除しにくい点がデメリットです。
3.芝生(天然芝・人工芝)
芝生で仕上げをすると、緑を感じつつ遊びやすい庭にできます。
人工芝と天然芝の2種類がありどちらにするのがよいか悩む人も多いです。
天然芝は施工費用が人工芝より安い代わりにメンテナンスの必要があります。
ただし、メンテナンスさえキチンとしていれば、張り替えの必要はありません。
人工芝の場合は施工費用が天然芝より高くなりますが、メンテナンスは不要で、1年中きれいな庭を維持できます。
ただし、寿命が長くても10年ほどで、張り替えの必要があります。
それぞれ一長一短なため、目的に合わせて選ぶとよいでしょう。
4.コンクリート
コンクリートは耐久性が高く、メンテナンスのしやすさが特徴です。
掃除も簡単で、ほうきで掃く、水で洗い流すなどの方法で掃除できます。
しかし、デメリットとしては、照り返しが強くて暑くなることと、ガーデニングができなくなることです。
鉢で育てることはできるものの、樹木は植えられず、本格的なガーデニングには向きません。
ガーデニングをする予定があるのであれば、一部を土のままにしておくなど工夫しましょう。
後悔しない庭づくりのポイント |
1.庭の使い道を考える
庭の用途をどのようにするか、なんのために使うのかをまず考えましょう。
ありがちな失敗としては、憧れだけで用途を考えずに、仕様を決めてしまうことです。
庭の用途を考えると、必要な仕上げや設備がみえてきます。
庭でBBQやパーティーをしたいなら、コンクリートとウッドデッキを組み合わせるはどうでしょう。
また、子どもや犬が走り回る場所を作るなら、芝を採用するのがおすすめです。
また、庭のデザインを楽しむならガーデニングや植栽を取り入れる方法があります。
2.手入れができるかどうか
庭を作る場合、メンテナンス性をよく考えましょう。
庭の設備や仕様によってはメンテナンスが必須で、放置すると大変なことになる場合もあります。
ガーデニングが好きで、メンテナンスが苦にならなければ、天然芝を取り入れ、土などを入れてガーデニングを楽しむのもよいでしょう。
しかし、家族みんなが忙しくて手入れに十分な時間が避けない場合には、人工芝やコンクリートがおすすめです。
メンテナンスが最小限で済み、掃除も簡単にできます。
3.駐車場・駐輪スペースの確保
駐車場や駐輪場のスペースが必要なら、そのスペースを確保した上で、庭の大きさを決めることが大切です。
駐車場や駐輪場は後から変更が難しく、工事をしなおすと高額な費用がかかります。
生活への影響が大きいため、慎重に検討する必要があるでしょう。
考えるべき点は車や自転車の台数、車の大きさです。
将来どのような車を利用するのか、大きな車に買い替える予定があるなら、その分の広さを確保する必要があります。
駐車場や駐輪場のスペースを確保した上で、庭の面積やデザインを決めるようにしましょう。
その際、面積を確保するだけではなく玄関までの動線もよく考えておくと、荷物が多いときや雨の日などでも車や自転車を降りたあとの移動のストレスが小さくなります。
敷地と庭と建物とトータルで考える |
庭は作り替えるのが大掛かりで、費用がかかるため、失敗したくない工事です。
しかし、選択肢が多く、悩むことも多いです。
一番のポイントは新築計画の際に建物の事だけではなく、敷地と庭と建物をトータルで計画することです!
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