将来も安心な「予算」の決め方とは??
- Category:家づくりコラム
■家づくりの予算ってどうやって決めるの?? |
購入予算とは、家計に無理なく「買える価格」のこと。
家の購入や新築、リフォーム時に支払える「現金の額」と「住宅ローン借入額」を決め、それをもとに購入予算を計算する方法を紹介します。
STEP1 家の購入時に使う現金(住宅資金)の金額を決める
貯蓄のうち「入居費用」「生活予備費」などは手元に残す
家の購入や新築、リフォームのために貯蓄をすべて使ってしまうと、新居への引越し代など「入居費用」が出せないし、家族の病気やケガ・災害など万が一の事態にも備えられない。
将来も安心して暮らすなら、「住宅資金」は、貯蓄から「家の購入後に備えるお金」を差し引いた額にしておきましょう。
(1)入居費用……物件の種類や規模によって異なるが、一般的な新築住宅で、カーテンや家具家電購入、引越し費用の場合は、50万円~100万円程度が目安となります。
(2)生活予備費……病気やケガ、災害時など万が一の事態に備える資金。会社員なら生活費の3カ月~半年分を目安に貯蓄を残しておきましょう。
(3)将来のための貯蓄……「教育費の貯蓄」「車の購入資金」など将来に備える貯蓄をしている人は、その分は使わずとっておきましょう。
STEP2 住宅ローン借入額は、「返せる額」から考える
一般的に安心といわれる「毎月返済額」はいくら?
住宅ローン返済額は、一般的に「年収負担率(※)25%以内なら安心」といわれています。
そこで、この安心ラインを毎月返済額に換算し、借入額も試算してみました(下例)。
年収に合う毎月返済額を見て、家計に負担をかけずに返済できるか考えてみましょう。
※ 年収負担率=年間返済額が年収に占める割合のこと
■年収負担率25%の毎月返済額と借入額の例
世帯年収 | 毎月返済額 | 借入額 |
400万円 | 8.3万円 | 約3,050万円 |
500万円 | 10.4万円 | 約3,850万円 |
600万円 | 12.5万円 | 約4,600万円 |
700万円 | 14.6万円 | 約5,300万円 |
800万円 | 16.7万円 | 約6,100万円 |
1,000万円 | 20.8万円 | 約7,600万円 |
【計算方法】毎月返済額=年収×25%(年収負担率)÷12カ月。
ボーナス時加算なしの場合。借入額は金利0.775%、35年返済として試算。 |
この例を見て、「こんなに返せない」または「もっと返せる」と人それぞれ感じ方は違うと思います。
同じ年収でも家族の人数やライフスタイルにより、返済できる額はそれぞれ違うから当然。
上の表を参考にご自身の家計に無理のない毎月返済額を考え、下の表で借入可能額をチェックしましょう。
毎月返済額 | 借入額 | |
変動金利 0.775% | 固定金利 1.7% | |
8万円 | 約2,950万円 | 約2,550万円 |
10万円 | 約3,700万円 | 約3,200万円 |
12万円 | 約4,400万円 | 約3,800万円 |
14万円 | 約5,150万円 | 約4,450万円 |
16万円 | 約5,900万円 | 約5,100万円 |
18万円 | 約6,600万円 | 約5,700万円 |
20万円 | 約7,350万円 | 約6,350万円 |
【計算方法】借入額は35年返済(ボーナス時加算無し)として試算 |
STEP3 住宅資金と住宅ローン借入額から「買える価格」を計算
「住宅資金」と「住宅ローン借入額」を足したものが「買える価格」となります。
家を買う予算は年収や年齢など、個人の状況に応じて適切な額が異なります。
家計に負担をかけずに住宅ローンを完済させるためには、、住宅購入費以外の支出にも目を向けることが大切です。
また、家を買った後にかかる維持費や光熱費についてもあらかじめしっかりとシミュレーションしておきましょう。
■ランニングコストを考慮した家づくりとは?? |
初期費用であるイニシャルコスト(買える価格)をなるべくおさえるために、設備や建材などをなるべく安いものにして家を建てようとしていませんか?
家づくりの費用を抑えられても、構造や素材によっては光熱費がかかったり、頻繁なメンテナンスが必要になったりと、逆にランニングコストが高くなってしまう可能性があります。
つまり、長く住めば住むほどお金のかかる家になってしまうというわけです。
目先のイニシャルコストを抑えるのではなく、住む上でどのくらいのランニングコストがかかるかも踏まえて家づくりをしましょう。
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いちいホームは、建てるときのイニシャルコストだけでなく、住んでから必要になるランニングコストも考えた家づくりをご提案いたします。
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