column 家づくりコラム

藤岡市周辺で建てる人の家づくり|土地価格の見方と注意点

はじめに

 

家づくりを考え始めたとき、多くの方が最初に気になるのが「土地はいくらくらい?」という点です。けれど、注文住宅では土地の値段だけを見て進めると、あとから予算が膨らんだり、建てたい家が入りきらなかったりします。藤岡市周辺で土地を探すなら、価格の見方を押さえつつ、「安い理由」「追加でかかるお金」「建てられる条件」をセットで確認するのが近道です。

 

 

土地価格は「坪単価」だけで決まりません

同じ坪単価でも、次の条件で総額や建てやすさは大きく変わります。理由はシンプルで、土地は形と条件でお金が増減するからです。

 

・面積:坪単価が同じでも、広いほど総額は上がります

・形:細長い、三角、旗竿地などは建物配置が難しくなりがちです

・高低差:段差があると造成や擁壁(ようへき)が必要になることがあります

・生活インフラ:上下水道・ガスの引き込み状況で費用が変わります

・法規制:道路との接し方や区域区分で「そもそも建てられない」こともあります 

 

「相場より安い=得」ではなく、家を建てる前提で本当に安いかを見直すのがポイントです。

 

 

「土地の値段」を見るときの基本

 

藤岡市周辺で土地を探すとき、まず押さえておきたいのは「土地の価格には種類がある」という点です。ひとことで「土地の値段」といっても、見ている数字が違うと判断もずれてしまいます。公的な目安になる価格と、実際に売買された価格、そして売り出し価格を分けて見ていくと、相場感をつかみやすくなります。

 

・公的な目安になる価格:地域ごとの価格感をつかむ「ものさし」

・実際に売買された価格:近い条件の取引事例から「現実のレンジ」を確認する材料

・売り出し価格:現在出ている物件の価格。売主の希望が反映され、条件で上下しやすい

 

藤岡市周辺の土地は、駅(群馬藤岡駅・北藤岡駅)への行きやすさ藤岡JCTを含む高速・幹線道路へのアクセス日々の買い物や通勤の動線が組みやすい場所かといった要素で、価格差が出やすい傾向があります。
 

反対に同じ藤岡市内でも、前面道路が狭い/出入りがしにくい水はけや地形の条件が弱い建築に関する条件が重い(確認事項が多い)といった理由で、売り出し価格が抑えられている土地もあります。

 

つまり土地は、数字だけを見るのではなく、「その価格になっている理由(条件)」をセットで読むことが重要です。

 
 

藤岡市周辺で価格差が出やすい「3つの要因」

 

1)駅・IC・主要道路までの「時間」

群馬藤岡駅・北藤岡駅を使う暮らしを想定するか、車中心で動くかで、便利さの基準は変わります。さらに高速や幹線道路へ出やすい場所は、通勤・出張・買い物がラクになりやすい反面、交通量が多い道沿いは騒音や安全面の確認が必須です。

 

2)生活動線(買い物・通院・保育/学校)

毎日のルートに無理がない土地は、多少価格が高くても「暮らしのコスト」が下がります。逆に、安さで選んだ結果、移動が増えるとストレスは積み上がります。

 

3)土地の条件(形・高低差・周辺環境)

同じ面積でも、駐車の取りやすさや建物の置き方で、建てられる家の自由度が変わります。注文住宅を前提にするなら、ここを見落とさないことが重要です。

 

 

「安い土地」で増えやすい追加費用

 

土地代が抑えられていても、次の費用が乗ると総額は一気に跳ねます。候補地が出たら、早い段階で見積もりに入れてください。

 

・地盤改良:地盤が弱いと数十万〜数百万円規模になることがあります

・造成・擁壁:高低差のある土地、古い擁壁のやり替えは要注意

・解体:古家付き土地は解体費・残置物処分費が別途必要です

・上下水道・ガスの引き込み:前面道路に本管がない/敷地内に引き込みがない場合は追加費用

・雨水排水:水の逃げ道が弱い土地は、外構計画で費用が増えます

・測量・境界確定:境界が曖昧だと、引き渡しまでが長引くこともあります

 

特に藤岡市周辺は、川や地形の影響で水の流れ方に差が出ます。現地で「周辺より低くないか」「雨の日に水が溜まりそうな形になっていないか」まで比べるのが安全です。

 

 

現地と資料で必ず確認したい5つの注意点

 

1)道路:幅・出入り・接道

家は「道路にどう接しているか」で建てやすさが決まります。車の出入りだけでなく、工事車両が入れるか、将来の駐車計画が無理なく組めるかも確認ポイントです。

 

2)ハザード:浸水・土砂・避難先

藤岡市は市のハザードマップを公開しています。候補地が出たら、浸水想定や土砂災害警戒区域、避難所を必ず確認してください。
「災害が起きるかどうか」ではなく、「起きたときにどう逃げるか」まで想定しておくと、土地選びがぶれません。

 

3)区域区分:市街化区域/市街化調整区域

藤岡市の都市計画区域は、市街化区域と市街化調整区域に分かれています。調整区域は建築に制限がかかるため、同じ価格帯でも建てやすさが大きく変わります。
不動産情報に「調整区域」と書かれていたら、購入前に必ず建築の可否と条件を確認しましょう。

 

4)用途地域・建ぺい率/容積率:建てられる大きさの上限

「この土地ならこの家が建つ」は、用途地域や形態規制次第で変わります。都市計画図でざっくり当たりを付け、詳細は自治体・専門家に確認するのが確実です。

 

5)周辺環境:日当たり・音・におい・通勤動線

藤岡市周辺は季節の体感差が出やすく、夏の暑さや湿気、冬の乾燥・冷え込みに配慮したい地域です。土地を見るときも、日当たりだけでなく、風当たり、西日、周辺の環境音まで含めて確認すると失敗が減ります。

 

 

予算は「土地・建物・外構・諸費用」を一つで考える

 

土地だけ先に決めると、建物や外構でやりたいことが削られやすくなります。注文住宅は、土地と建物を同時に考えるほど、無駄な出費が減ります。

 

・総予算を先に決める(ローン+自己資金+将来の教育費なども含めて現実的に)

外構・諸費用・予備費を確保したうえで、土地にかけられる上限を逆算する

候補地が出たら、付帯工事込みで「土地にかかる総額」を見積もって比較する

 

この順番にしておくと、「土地は買えたのに建物が縮んだ」という失敗を避けやすくなります。

 

 

注文住宅だからできる「土地の弱点を設計で整える」

 

 

土地の条件が100点でなくても、設計で暮らしやすさは整えられます。たとえば、日当たりが不安なら窓の位置や光の取り込み方を工夫する、視線が気になるなら外構と開口計画でプライバシーを守る、風の通り道を室内に作る。
土地と建物をセットで考えるほど、「この土地は候補外」と切り捨てずに済み、選択肢が広がります。

 

 

まとめ

 

藤岡市周辺で土地を選ぶときは、

(1)公的価格と実勢価格で「価格感」をつかむ、

(2)安い土地ほど追加費用の有無を疑う、

(3)道路・ハザード・区域区分など「建てられる条件」を先に潰す

この3点で失敗が大きく減ります。土地は買って終わりではなく、暮らしの土台です。だからこそ、早い段階で「この土地で、どんな家が、いくらで建つか」まで一緒に確認しておくのがおすすめです。

 

いちいホームでは

家づくりと土地探しを「設計士目線」で一から整理できる無料相談会を行っています。土地がすでにある場合の建てやすさ確認、土地から探す場合の選び方、総額の考え方など、最初のつまずきやすい部分を一緒にほどいていけます。土地の検討段階でも、購入前に確認しておきたいポイントを整理できますので、「まずは失敗しない進め方を知りたい」という段階からでもお気軽にご相談ください。

 

 

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