column 家づくりコラム

オール樹脂サッシ×Low-Eペアの体感差|冬の温度ムラはこう減る

はじめに

 

冬の朝、リビングに入った瞬間に「ひんやり」感じる場所はありませんか。
暖房はつけているのに、窓際だけが冷えていたり、足元がスースーしたり。
その原因の多くは、窓の断熱性能にあります。

家全体を高断熱・高気密でつくっても、窓の性能が追いついていなければ住み心地は大きく変わってしまいます。
そこで近年注目されているのが、オール樹脂サッシ+Low-Eペアガラスという組み合わせ
冬の温度ムラをやわらげ、室内の暖かさをしっかりと守ってくれる、現代の注文住宅に欠かせない窓性能です。

 

この記事では、
「どれほど体感が変わるのか」
「なぜ温度ムラが減るのか」
「冬の暮らしにどんなメリットが生まれるのか」
を分かりやすい形で解説します。

 

 

1. なぜ窓性能で体感温度が変わるのか

 

家の中で外気に最も近い部分は、実は「窓」です。

 

壁:厚みのある断熱材で守られている

天井・床:断熱材+気密施工で外気を遮断

窓:ガラス数ミリ・サッシ枠数センチで外と接する

 

このため、住宅の熱の約50〜60%は窓から出入りすると言われています。
つまり「暖房をつけているのに寒い家」は、窓が原因であることが非常に多いのです。

 

 冬の冷輻射が寒さの正体

  冬の窓際が寒いのは、冷たい外気が入ってくるだけでなく、冷えたガラスが体の熱を奪う(=冷輻射)ため。

  たとえば、エアコンの温度は20℃・壁は20℃・窓ガラスだけ10℃という状態だと、
  人は「体温を窓に吸い取られる」ように感じます。
  だからこそ、たとえ家中を暖房で温めても窓が冷たければ体感温度は下がるのです。

 

 

2. オール樹脂サッシ+Low-Eペアが冬に強い理由

 

窓の「寒さ」を左右するのは、ガラスとサッシ(枠)の2つです。
この両方の性能を高めたのが、オール樹脂サッシ×Low-Eペアガラス

ここからは、体感差につながる3つのポイントを解説します。

 

 ① Low-Eペアガラス:室内の熱を逃がしにくい

  Low-Eガラスは、ガラス面に特殊な金属膜がコーティングされていて、
  「室内の暖かい熱が外へ逃げるのを防ぐ」働きを持ちます。

  また、2枚のガラスの間に空気層またはアルゴンガスが入っているため、
  単板ガラスに比べて熱が伝わりにくい構造になっています。

  ・単板ガラス:外気の影響を受けやすい

  ・ペアガラス:空気層が緩衝材に

  ・Low-Eペア:さらに熱損失を抑える

  結果として、ガラス面の温度が下がりにくく、冷輻射が減るため、窓付近でも暖かさを感じられます。

 

 ② オール樹脂サッシ:枠からの冷気をシャットアウト

  サッシ枠が「何でできているか」も体感を大きく変えます。

  ・アルミ:熱を通しやすく、冷えやすい

  ・樹脂:熱を通しにくく、外気の影響を受けにくい

  アルミは金属なので、外気0℃なら内側も冷たくなりがちです。
  しかし樹脂は熱伝導率がアルミの約1/1000ほど。
  外の冷たさが中まで伝わりにくいため、枠まわりの冷気のヒヤッと感が少なくなるのです。

 

 ③ 気密性が高まり、スースー感が消える

  樹脂サッシは気密性が高く、すき間風の侵入を抑える構造になっています。

  すき間風があると、まず床に冷気が流れます。
  それによって暖房をつけていているのに足元が寒くり、 体感温度が下がるという悪循環が起こります。

  オール樹脂サッシはこのすき間を抑えるため、上記のような冬特有のストレスが大きく減ります。

 

いちいホームでは

こうした冬の体感差まで踏まえ、オール樹脂フレーム+アルゴンガス入りLow-E複層ガラスのサッシを標準仕様としています
国内最高基準クラスの断熱・気密性能をめざし、窓まわりの熱の出入りを抑えることで、夏も冬もできるだけエネルギーを無駄にしない住まいづくりを行っています。

 

 

 

3. 体感温度がどう変わるのか

 

ここからは、より感覚的に「体感差」を想像しやすいようにまとめます。

 

 リビング全体の温度ムラが小さくなる

  特に南側の窓が大きい家は、窓性能による温度差が出やすい傾向があります。

 

   Before(一般的なアルミ+普通ガラス)

   ・エアコン20℃設定でも窓際は15℃

   ・ソファを窓側に置くと背中がスーッと冷える

   ・空気が上下で分離し、天井だけ暑くて足元は冷たい

 

   After(オール樹脂×Low-Eペア)

   窓際でも室温との差が2~3℃以内に

   ・部屋のどこにいても温度が安定

   ・寒い場所・暖かい場所がなくなり、家族が集まりやすいリビングに

 

 朝起きたときの寒さの刺さる感じが減る

  冬の朝の「空気が刺さるように冷たい」という感覚は、窓からの冷気が原因。
  窓性能が上がると、冷たい空気が流れ込むことが少なくなるため、
  寝室・廊下・LDK全体の朝のひんやり感が減ります。

  とくに子育て世帯や在宅ワークの方にとって、「朝から快適に動ける」のは大きなメリットです。

 

   結露が減り、家の寿命にも好影響

   ガラス面温度が上がることで、結露が発生しづらくなります。

   ・サッシレールに水が溜まる

   ・カビが生える

   ・木枠が黒ずむ

   といった悩みが少なくなるため、家の劣化を防ぐ効果も期待できます。

 

 

4. ランニングコストにも違いが出る

 

暖房の効きがよくなることで、「設定温度を上げなくても暖かい」という状態がつくりやすくなります。

結果として、

 

 ・暖房費が下がる

 ・家の温まりが早い

 ・一度温まると冷めにくい

 

という省エネ性も実感しやすくなります。

家にとって窓は24時間365日、外気と向き合う部分。
毎日の暖房費の差は、数年単位で見ると大きな違いになります。

 

 

5. 冬に強い家をつくるための窓の選び方

 

最後に、家づくりで失敗しないための窓選びのポイントを整理します。

 

 ① 南側の大開口は必ず樹脂×Low-Eペア

  南側の窓は、冬の日射取得でメリットがある一方、性能が低い窓だと夜間に一気に冷えるリスクがあります。
  大きな窓=性能重視が必須です。

 

 ② 北側・西側の窓こそ性能差が出る

  特に北側は太陽が当たらず常に寒い側。
  性能の高い窓にすることで、家全体の温度ムラを小さくできます。

 

 ③ 玄関・脱衣室など寒さが気になる場所にも採用

  玄関や脱衣室は窓面積が小さくても、体感への影響が大きい場所。
  冷気が入りやすくヒートショックにつながるため、窓性能は大切です。

 

 ④ 窓だけではなく家全体の温熱計画をセットで

  窓は非常に重要ですが、

  ・断熱材の性能

  ・気密の精度

  ・換気計画

  など家全体の設計と合わせて考えることで、より効果を発揮します。

 

 

まとめ

 

 

最後にポイントを整理すると

 

 ・冬の寒さの正体は窓の冷え

 ・Low-Eペアでガラス温度が下がりにくい

 ・オール樹脂サッシで枠の冷たさもカット

 ・冬の温度ムラが減り、家中が均一に暖かい

 ・暖房費の軽減にもつながる

 ・家の劣化(結露)も抑えられる

 

冬の暮らしを左右するのは、断熱材よりも、暖房よりも、「窓性能」だと言っても過言ではありません。

オール樹脂サッシ×Low-Eペアは、住まいの快適さを根本から支える性能。
注文住宅で後悔しないための、最も費用対効果の高い投資のひとつです。

「冬でも家中が均一に暖かい」
そんな落ち着いた暮らしを手に入れたい方にこそ、ぜひ検討していただきたい窓仕様です。

 

いちいホームでは

オール樹脂フレーム+Low-E複層ガラスの窓と、高断熱・高気密の構造・換気計画を組み合わせることで、冬でも家中の温度ムラが少ない住まいをご提案しています。
具体的な窓の仕様やプランの違いについて知りたい方は、無料相談会やの際にお気軽におたずねください。

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