column 家づくりコラム

ヌックの照明計画|落ち着く明るさ・間接照明・コンセント位置

はじめに

 

リビングの一角や階段下に設ける「ヌック」。
小さな空間でありながら、暮らしの中に“ひと息つける場所”をつくれる存在として人気が高まっています。

ただし、見た目の雰囲気だけで計画してしまうと、「暗くて使いづらい」「コンセントが足りない」といった後悔につながるケースも少なくありません。
実際に、照明やコンセントの計画不足は、ヌックが使われなくなる原因の一つとされています。

この記事では、ヌックを“居心地のよい場所”として長く使うために欠かせない「照明計画」と「コンセント位置」について解説します。

 

 

ヌックの照明は「少し暗い」くらいがちょうどいい

 

ヌックの魅力は、リビングとは違う“こもり感”にあります。
その雰囲気をつくるうえで、最も大きく影響するのが照明です。

リビングと同じように明るくしてしまうと、ただの小さなスペースになってしまい、落ち着きは生まれません。
反対に、暗すぎると読書やスマホ操作がしづらくなり、使いにくい空間になります。

ポイントは、「全体はやや落ち着いた明るさ+必要な部分だけ明るくする」という考え方です。

例えば、以下のバランスを意識することで、雰囲気と実用性を両立できます。

 

全体:ほんのり明るい(リラックスできる明るさ)

手元:しっかり見える明るさ

 

 

間接照明で“居場所の質”が変わる

 

ヌックの心地よさを一段引き上げるのが「間接照明」です。

間接照明とは、壁や天井に光を当てて反射させる照明のこと。
光がやわらかく広がるため、目に優しく、長時間過ごしても疲れにくい特徴があります。

ヌックでは特に以下のような使い方がおすすめです。

 

ベンチ下に仕込む → 足元がほんのり明るくなる

背面の壁に当てる → 空間に奥行きが出る

天井に光を回す → 圧迫感を軽減できる

 

ヌックは空間がコンパクトな分、光の当て方ひとつで印象が大きく変わります。
「照らす」というより「包む」ような光を意識すると、自然と落ち着く空間になります。

 

 

読書・作業をするなら“手元の光”を必ず確保

 

ヌックで読書や在宅ワークをする場合、間接照明だけでは明るさが足りません。

そのため、以下のような「直接照明」を組み合わせることが重要です。

 

・スポットライト

・ブラケットライト(壁付け照明)

・小さめのペンダントライト

 

これらを手元にしっかり光が届く位置に設置することで、目の負担を軽減できます。

特に注意したいのが「影の出方」です。
頭や手で光を遮ってしまうと、かえって見づらくなります。

座ったときの姿勢をイメージしながら、どこに光が当たるか・どこに影が落ちるかを事前に確認しておくことが、使いやすさにつながります。

 

 

調光機能で“気分に合わせて使い分ける”

 

ヌックは「何をするか」で必要な明るさが変わる場所です。

 

リラックスしたいとき → 暗め

読書や作業 → 明るめ

 

この切り替えを簡単にできるのが「調光機能」です。

スイッチひとつで明るさを変えられるようにしておくと、同じ空間でも使い方の幅が大きく広がります。

また最近では、スマホやリモコンで操作できる照明も増えています。
座ったまま操作できるようにしておくと、よりストレスのない空間になります。

 

 

コンセント計画が“使われるヌック”を決める

 

ヌックで意外と見落とされがちなのが、コンセントの位置です。

実際には、スマホの充電・タブレットやPCの使用・照明機器の追加など、電源を使うシーンは想像以上に多くあります。

コンセントがない、もしくは遠い位置にあると、延長コードが必要になり、見た目も使い勝手も悪くなってしまいます。

 

 

コンセントは「座ったまま届く位置」に

 

使いやすいヌックにするための基本は、「座ったまま手が届く位置」にコンセントを設けることです。

おすすめの位置は、ベンチ横の壁・カウンターの側面・腰の高さ付近

逆に、床近くや奥まった場所だけに設置すると、使いづらくなります。

また、掃除機用としてもう一箇所設けておくと、日々の手入れもしやすくなります。

 

 

USBポートや将来の使い方も想定する

 

最近では、USB付きコンセントやコンセント一体型の照明も増えています。

スマホやタブレットを頻繁に使う場合は、こうした設備を取り入れることで利便性が大きく向上します。

さらに、ヌックはライフスタイルの変化によって使い方が変わる空間でもあります。

 

子どもの遊び場 → 学習スペース

読書スペース → 在宅ワーク

 

このような変化を見越して、コンセントは“少し多め”に計画しておくと安心です。

 

 

照明とコンセントは「セットで考える」

 

ここまで見てきたように、ヌックの快適さは「照明」と「コンセント」のバランスで決まります。

例えば、以下のようにどちらか一方だけでは成り立ちません。

 

間接照明を入れる → 電源が必要

手元灯を追加する → コンセント位置が重要

 

計画の段階で「ここで何をするか」を具体的にイメージし、照明とコンセントをセットで考えることが、失敗しないポイントです。

 

 

まとめ|“雰囲気+使いやすさ”でヌックは活きる

 

ヌックは、ただのスペースではなく「暮らしの質を上げる場所」です。

だからこそ、以下の3つを丁寧に計画することが重要になります。

 

① 落ち着ける明るさ

② 目的に合った照明

③ 使いやすいコンセント位置

 

見た目の雰囲気だけでなく、「毎日使えるかどうか」という視点で考えることで、ヌックは“使われる場所”へと変わっていきます。

 

いちいホームでは

いちいホームでは、ヌックのような小さな空間も含めて、「そこでどんな時間を過ごすか」から設計をスタートします。

単にスペースをつくるのではなく、光の入り方や過ごし方、コンセントの位置まで含めて、暮らし全体の中で心地よく機能するように考えていきます。

また、無料相談会や完成見学会では、実際の住まいの中で「光の使い方」や「空間のつくり方」を体感いただくことも可能です。
完成見学会の期間中も、現地で個別のご相談を承っています。

「ヌックをつくりたいけれど、どう計画すればいいか分からない」
そんな方は、ぜひイベント一覧ページからお気軽にご相談ください。

 

 

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