蓄電池のメリットとデメリット【前編】

近年、蓄電池の導入が注目されています。

省エネや環境保護に対する意識が高まる中、家庭でのエネルギー管理においても大きな役割を果たす蓄電池。

今回は、そのメリットについてわかりやすく解説します。

●停電時の電源確保

日本は地震や台風など、災害が多い国です。停電が発生しても、蓄電池があれば電力を蓄えているため、必要な電力を供給し続けることができます。

特に災害時、冷蔵庫や照明、スマホの充電など、最低限必要な電力を確保できるのは大きなメリットです。

●電気料金の節約

蓄電池は、電力会社の料金が安い深夜帯に電力を蓄え、昼間の電気料金が高い時間帯にその電力を使うことで、家庭の電気料金を抑えることができます。

また、余剰電力の売電制度が今後縮小する中で、蓄電池を利用することで、自家消費型の生活にシフトしやすくなります。

●環境に優しい生活

再生可能エネルギーである太陽光発電と組み合わせて利用することで、自然エネルギーを有効活用し、CO₂排出を抑えたエコな生活を実現できます。

持続可能なエネルギーの利用が、環境保護につながると言われています。

次回の後編では、蓄電池のデメリットや導入時の注意点についてお話しします。

先ずはしっかりとした高気密高断熱でエネルギーロスの少ない、快適な家を建てる。

そのうえでプラスアルファでどうするのか。

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